子供も大人と同じように口臭がする場合がありますが、その原因は大人とは異なることが多いので、何が原因か分からない場合があります。

一つの原因として、子供はまだ身体的、生理的に未発達であるために口臭が起こります。

子供でも耳鼻咽喉や内臓の病気によって口臭がすることもありますが、思春期の心身の変化に伴って独特の口臭や体臭が発生します。

口臭は遺伝するものではありませんが、病気や骨格は遺伝するので、親から引き継いだ要因で口臭を引き起こす可能性はあります。

ほかの原因は、特に子供の場合は、食生活や歯みがき、睡眠、休息の仕方が口臭の原因となることが多いので、親が生活習慣を指導するようにすることが欠かせません。

子供に口臭は遺伝するのか?

子供に口臭は遺伝するのか口臭の原因
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最近、子供の口臭を気にする親御さんが増えているのですが、そもそも口臭は遺伝するのでしょうか。

口臭そのものは遺伝しないのですが、口臭の原因となる病気が遺伝する遺伝性疾患は、引き金となります

病的口臭では、大人と同じように、副鼻腔炎(蓄膿症)、喉頭炎などの病気や、糖尿病が原因で口臭が発生することがあります。

病的口臭が疑われる場合は、まず医師に診てもらうことです。

病的口臭ではありませんが、骨格や体質は家族で共通するので、生理的口臭が似る原因になります

それ以外の場合は、生活習慣として蓄積された反応として口臭が起こります。

家族共通の食生活習慣や睡眠、歯みがきの方法によって家族と同じ口臭が起こったりするので、食生活の見直し、充分な睡眠の確保、正しい歯みがきの方法を身につけることが重要です。

子供の口臭の原因

大人と違って、自分で口腔の管理ができない時期にもかかわらず、口腔の機能が完全に完成しておらず、さらに食生活の乱れが重なると、子供の口臭の原因となります。

これは親の責任が大きく、自らの口臭の原因について知ってみるいい機会として捉えて、子供に口臭対策の基本的な知識を身につけさせるようにしましょう。

特に、学年が下がれば下がるほど親の責任が重くなるので、より一層の知識取得に励みましょう。

子供が小学生の場合は、食べたり飲んだりするもの、食べ方について教えるようにします。

食事の際は、ゆっくりと時間をかけて、できるだけテレビはつけないようにしましょう。

柔らかいものばかりでなく、噛みごたえのあるものも含めること、30回以上は噛むようにすることです。

食事中のお茶は咀嚼回数を減らすので後にして、和食中心で野菜をたくさん摂りましょう。

噛むことで素材の味が分かるような薄味にして、味の濃い加工食品はやめましょう。

子供が中高生になったら気をつけること

口臭の原因子供が中高生になったら気をつけること
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中学から高校生になるころに、第二次性徴期を迎えるので、身体の発育、生理的機能の発達、性的な発達がアンバランスになって、生理的機能に不調を訴えることがあります。

また、急激に心身が発達するため、個人差はあるのですが、成長ホルモンや性ホルモンの影響によって、思春期特有の口臭がする場合があります

この時期は、口臭だけでなく体臭や頭臭も子供のころとは違った臭いになるので、そのことが気になりだしたり、友人に指摘されたりして悩むきっかけになったりします。

言われたことがきっかけでストレスを抱え、さらに生理的機能に負担がかかることも起こりがちなので、子供が悩んでいることが分かれば、この頃の口臭や体臭は、大人になると収まるので、そのうちに収まるものだと教えてあげてください

生理的機能が乱れると、生活習慣も乱れるので、夜更かししたり、朝食を抜いたりして身体的にもストレスがかかってしまうので、何が原因で生活習慣が乱れているのかを見極めることが大切です。

子供の食生活が口臭に大きく影響する

朝食はエネルギーの摂取だけでなく、噛むことによって唾液が分泌されて口臭を抑える効果もあるので、朝食は抜かないようにしましょう。

外食で、コンビニの弁当やフライ物などの加工食品を常食していると、舌苔がつきやすくなって口臭が発生するので、できるだけ手料理を作ってあげることです。

パン食は口の中の水分を減らし、食べるおかずの種類も減らしてしまいますが、ご飯は、おかずの種類を自然と増やして噛む回数を増やしてくれるので、ご飯を食べるようにしましょう。

運動中以外は、水やお茶を飲んで、清涼飲料水を避けるようにします。

細菌が一番多い朝の歯みがきと、寝る前の歯みがきはもちろん、外出したときの歯みがきも忘れないように教えてあげてください。

口の中の環境を良好に保って口臭を防ぐ

口臭の原因・子供の原因
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最近の若い人は、アゴが小さくて歯並びが悪かったり、口の周りの筋肉が未発達だったりするので、口を開けたままで呼吸する人が増えています。

そのため、口の中が乾燥するので細菌が発生して口腔内の清潔が保てなくり、それが口臭の原因となります。

また、常に口を開けたままだと、喉の奥のリンパ組織も乾燥するので、免疫力が低下したり、過敏症を発症したりすることに繋がります。

歯列が悪いと歯垢もつきやすく、若年性の歯周病を引き起こして確実に口臭の原因となるので、若いうちに歯列を矯正するようにしましょう。

普段歯医者に行っていないのであれば、歯医者に行ってむし歯を治して歯石をとってもらってください。

そして、定期的に歯医者に検診に行くように習慣づけましょう。

口臭の原因・子供の場合は何が原因?のまとめ

以上のように、子供は子供特有の原因で口臭が発生することが分かりました。

身体的、生理的機能が未発達なために起こる口臭や、第二次性徴期に伴う口臭があること、身体的、生理的な要因以外にも食生活や生活習慣が大きく口臭に影響します。

年齢と伴に成長する子供は何が原因で口臭が起こっているのかを確かめるのは、親の責任です。

親も子供の成長に合わせて口臭の原因が変わることを理解し、口臭に関する知識を持つことが不可欠です。

子供が成人してからも、過去の口臭のまつわる嫌な思い出がつきまとわないように予防したり、大人になってからでも口臭に悩まされることのないような健康状態を子供のうちから意識することが求められています。

 

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