健康意識が高まるにつれて、乳酸菌が豊富に含まれているキムチも人気度がだんだん高くなりました。

さらに、キムチの乳酸菌が非常に強い菌であること、腸内環境にもいいし、美肌作りにもいいことから多くの日本人女性の関心を浴びるようになりました。

一方、現実ではあまり納得できないことも珍しくありません。

毎日キムチなど発酵食品をたくさん食べている、しかも食物繊維、オリゴ糖が豊富に含まれている食材と合わせて取るのに、なぜかお腹の調子があまりよくない、肌も優れていないなど・・・これはいったいどういうことでしょうか?

ほんとうにキムチという食べ物は優れた効果があるのか?だんだん疑問が沸きますよね。

これは、自分では正しい食べ方をしたと思っても、実は食べ方にはいくつかの落とし穴があることを意味しています。

では、どんな食べ方こそがキムチの効果を最大限発揮できる理想的な食べ方でしょうか?

キムチの効果的な食べ方1・乳酸菌がたくさん入ったキムチを食べること

キムチの適量と食べ過ぎの影響
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1.キムチを買うとき、発酵させたキムチを購入すること

キムチは、原材料が野菜でできており、塩などが使われているため、キムチの乳酸菌は過酷な環境の中発酵されています。

そのため動物性乳酸菌に比べると非常に強い乳酸菌として腸まで無事に届くことができます。

その数はなんとキムチ1グラムあたり8億個!驚くべき数字ですね。

理想の食べ物といっても文句がないですね。

こんな理想の食べ物として、現在キムチは韓国だけでなく、日本の漬け物のなかでも、もっとも消費されている漬け物らしいですよ。

これだけ見ても、キムチにという漬け物に対して、だんだん興味が深くなりますね。

ここで注意すべきことがあります。

ここで言うキムチとは発酵させたキムチであり、スーパで売っている発酵過程を経過していない「キムチ風漬け物」ではありません!

スーパで売っているキムチのほとんどは食品添加物が多く使われている「キムチ風漬け物」です。

購入するとき、韓国の伝統的手法で作られている「韓国産」キムチ、あるいは乳酸菌が入ったキムチを選びましょう

2.できる限り生きた乳酸菌を取ること

乳酸菌が入ったキムチを手に入れても、間違った食べ方をすると、なんの効果も発揮できません!

韓国のゲミョン大学保健学科の研究によれば、キムチは10度の気温で作られてから8日ぐらいになると乳酸菌の数がビークになると言われています。

このとき乳酸菌の数はなんと1グラムあたり8億個!

もしこの8億個を超える乳酸菌が無事に腸まで届くと、その効果は計り知れないでしょう。

多くの方は、キムチさえ食べれば自分の腸内環境は大丈夫であろうと信じています。

これは大間違いです!

実は乳酸菌は熱に弱い菌として、70度以上の熱を加えると死んでしまいます。

残念なことですね!

このことは、キムチを加熱しないでそのまま食べるということですよね。

でも、食に対するレベルも高まっている現代人にとって、この食べ方だけではちょっと何か足りない感じがしますね。

いくらおいしい食べ物であっても、ずっと同じ食べ方をすると、すぐ飽きますよね。

でも、生の食べ方でも少し工夫してみると、おいしく食べる方法はいくらでもありますよ。

韓国風の食べ方のひとつとして上げられるのがビビンバです。

ビビンバには加熱する石焼きビビンバと加熱しなくてキムチ・ナムルなどをご飯と混ぜて食べる2種類があります。

加熱しなくてもキムチ・ナムル・ゴマ油をご飯と混ぜて食べても非常においしいですよ。

また、焼き肉を食べる時もサンチュに肉とキムチを包んで食べてもいいと思います。

キムチの効果的な食べ方2・乳酸菌のえさになりやすい食物繊維とオリゴ糖と一緒に取ること

効果的なキムチの食べ方野菜
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1.食物繊維と一緒に食べること

乳酸菌は生き物です。

腸内で生きるためには人間と同じように食べ物が必要です。

食べ物がなければ乳酸菌は腸内で生きていけません!

しかも乳酸菌にも好きな食べ物があります。

この食べ物こそが食物繊維とオリゴ糖が豊富に含まれている食材です。

食物繊維とは、食物中に含まれている「人の消化酵素で消化することのできない物質」のことです。

食物繊維は整腸作用や肥満・脂質異常症・糖尿病・高血圧など生活習慣病の予防、改善にも効果があると言われていて、芋類、豆類、野菜、果物、海藻類などに多く含まれています。

これらの食材とキムチを一緒に食べることで、乳酸菌の数が何倍も増えると言われています。

乳酸菌がこれらの食物繊維がいっぱい入ったえさをたくさん取って、元気になって腸内環境をきれいにするって、本当にうれしいですよね。

2.オリゴ糖と一緒に取ること

オリゴはギリシャ語で少ないという意味であり、このことからオリゴ糖とは少糖類と呼ぶこともあります。

皆さんもご存知のように、乳酸菌のもう一つのえさとして注目されています。

100年以上前から、研究者らは母乳を飲む乳児が飲まない乳児に比べて下痢などの病気にかかりにくく、かかっても速やかに治癒されていることに気づきました。

研究を重ねた結果、母乳を飲む健康児からビフィズス菌、さらにビフィズス菌増殖因子とも言われるオリゴ糖の研究も進むことになりました。

オリゴ糖は名前の通り、糖類の一種でありながらも、普通の糖とは違います。

通常糖質は体内に入るとすぐエネルギー源として働くのですが、オリゴ糖は糖として吸収される比率が少なく、腸内の善玉菌のえさとして効果を発揮します

では、どんな食材にオリゴ糖が多く含まれているのでしょうか?

タマネギ、アスパラガス、ゴボウ、ニンニク、バナナ、大豆、味噌などに多く含まれています。

普段、これらの食材をたくさん食べて元気な体を維持しましょう。

キムチの効果的な食べ方3・発酵食品同士と食べ合わせる

キムチの効果的な食べ方発酵食品と組み合わせる
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最近、発酵食品同士との食べ合わせが話題になっています。

単体で食べても効果があるのに、食べ合わせの場合相乗効果も期待できるという点で、人々の関心を集めました。

その代表的な例として上げられるのがキムチと納豆との食べ合わせです。

納豆といえば、日本人にお馴染みの発酵食品として、栄養成分のもたらす健康面への効果は素晴らしいです!

体に及ぼす効果も抜群です。

腸内環境にもいいし、血液もさらさらにさせるし、さらに女性に人気の美肌効果も期待できます。

こんなに効果抜群な納豆と神様の贈り物とも言われるキムチを食べ合わせるなんて、ほうとうにすばらしい考え方ですね。

キムチと納豆を単品で食べるよりも食べ合わせることで、納豆菌がキムチの乳酸菌のえさになって乳酸菌の増殖を助けるため、より高い効果が期待できます

食べ方としては、乳酸菌が入っているキムチと納豆を混ぜて一晩常温で寝かして食べることです。

ここで注目すべきなのは、キムチは買ったばかりよりも、少し酸っぱくなったキムチであることです。

酸っぱくなったというのは、乳酸菌の数がずいぶん増殖している証です。

納豆と混ぜて一晩寝かすことでさらに乳酸菌が増えていきます

いいことばかりのキムチだけど・・・

いいことばかりのキムチだけど・・・
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以上、キムチの効果的な3つの食べ方をご紹介しました。

美味しくって体に良いキムチなのですが、食べたあとのニオイが気になりますよね。

せっかく体内ではキムチの成分が良い働きをしてくれているのに、体外に出される口臭がクサくては元も子もないですね。

キムチを食べたあとの独特のニオイの正体は、ニンニクに含まれるアリシンです。

アリシンは、疲労回復を促進したり、血糖値の上昇を抑えたり、血流を改善する働きしてくれる嬉しい物質なのですが、体のなかに入ると、アリルメチルスルフィド、メチルカプタン、アリルメルカプタンなどに変化し、これが強烈なニオイの成分となって、呼気や体臭として排出されます。

アリシンは血液とともに体内に取り込まれるので、単に口の中にニンニクが残っているから歯磨きすれば口臭は取れると思ったら間違いです。

2018年4月にテレビ東京で放送された「ソレダメ!」では、日本一のニンニクの名産地の農家が、ニンニクのニオイを抑えるのにリンゴジュースを飲んでいました。

青森県の田子町には、経験的にリンゴジュースを飲むことが口臭の予防策になることを知っていたのですね。

青森県だからリンゴではなく、ニンニクのニオイ消しにもリンゴが活用されていたのでした。

 

→ ソレダメ!ニンニクとニラの選び方、保存方法、切り方とニンニクの口臭を消す方法

 

リンゴジュースを飲むのも面倒くさい方は、腸まで届くタブレットタイプのサプリメントを試してみてください。

即効性が期待できるので、いざと言うときに重宝しますよ。

 

→ 口臭対策タブレットおすすめランキングTOP5

キムチは適量食べましょう

キムチの効果的な食べ方は適量を食べる

 

いくら体に良いキムチでも、食べすぎは体に良くありません。

そこで、キムチの何に気をつけるのか、どんなときに食べるのが適切なのかをお伝えしておきます。

1.塩分の取り過ぎには十分気を使いましょう

みなさんご存じのように、キムチは塩漬けした野菜に「キムチの素」を和えた発酵食品として、中にはかなりの塩が入っています

韓国消費者院と韓国消費生活研究院が大手スーパで販売されている16種類のキムチを分析した結果、キムチ100gあたりナトリウムが平均643ミリグラム含まれていたことが明らかになりました。

もし一人が一日にキムチ70グラムを食べるとしたら、ナトリウムを450ミリグラム摂取することになります。

これは、世界保健機関の一日推奨摂取量の22.5%にあたります。

もちろん、キムチの中にはナトリウムを体の外に排出させてくれるカリウムも多く含まれています。

キムチ100gの中には342㎎のカリウムが含まれています。

そのため、キムチを適量に食べれば健康効果は十分得られるでしょう。

2.自分の体の状態にふさわしい食べ方をしましょう

キムチがいくら理想的な食べものであっても、自分の体の状態にふさわしい食べ方をしなければ、逆効果になる危険性があります。

高血圧・糖尿病・腎臓病の方がキムチを取ると、病状が悪化するリスクがありますので、必ず医師の下適量にとりましょう。

また、ダイエットのために食べるのなら、必ず適量を守りましょう。

さらに、ほかの炭水化物と併用する中で、食べ過ぎないように気を配りましょう。

しょっぱくて味が濃いものは食が進みます。

唐辛子・ニンニク・ショウガなど体にいいものばかり入っているキムチはならばさらに食欲を促進しますから、食べる内にどんどんカロリー量が増える恐れもあります。

また、胃腸の調子が弱い方なら、唐辛子など刺激が強いキムチはごく少量を食べた方がいいでしょう。

キムチの3つの効果的な食べ方のまとめ

以上、キムチの効果的な食べ方について話しました。

キムチって、本当に奥が深いですね。

いまでも、数多くの方は、すべてのキムチがほぼ同じ効果があると思っているかもしれません!

これは、いい効果を得ようとする方には絶対にNGです!

韓国産のキムチ、あるいは手作りした発酵が進んでいるキムチを選びましょう。

そして、できるだけ生きた乳酸菌が腸まで無事に届くように工夫しましょう。

もちろん、生のキムチばかり食べるわけにはいきません。

キムチを豚肉と一緒に炒めたり、キムチ鍋にしたりすることもありますよね。

キムチは炒めると、乳酸菌が全部死んでしまうのでは?という心配もありますよね。

確かに生きた乳酸菌の効果は得られませんが、死んだ乳酸菌も腸に届いた後は善玉菌のえさになるらしいですよ。

常に健康を保つために、一緒に効果的な食べ方を模索しましょう!

 

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