「ニラ」って聞いてまず何をイメージしますか?

栄養が豊富でスタミナがつきそう!濃い緑の元気そうな野菜!食べるのはいいけど食べ過ぎたりすると後の口臭が気になる!などでしょうか?

「ニラ」は栄養価に非常に優れた野菜ですが、残念ながら主役というより渋くて味わいのある脇役(バイプレーヤー)と言った方がピッタリくるような地味なイメージですが、その役割たるやなかなかパンチが効いていますよ!

ひと口に「ニラ」といっても日本には何と3種類の「ニラ」があるのです。

知っていましたか?

たいてい思い浮かべるのは緑色の大葉ニラですが、それ以外にも日光に当てずに育てた「黄ニラ」、花が咲く前に茎と一緒に食べる「花ニラ」などです。

「ニンニク」などと並んで「ニラ」は夏バテ防止にも効果バツグンとされているのでニラレバ炒めとかニラ玉とかお好きな方も多いでしょうね。

美味しくって、思わず食べ過ぎてしまうとかないでしょうか?

それほど栄養価の高いスグレモノ野菜なのです。

「ニラ」は夏場だけでなく寒い冬に食しても嬉しい効果が期待出来ますよ。

「ニラ」には身体を温める効果があって温性野菜と呼ばれています。

その点では冷え性の方にも有り難い野菜と言えますね。

でも食べ過ぎには要注意ですよ。

「ニラ」は非常に抗酸化作用が強くて栄養もたっぷりですから、アンチエージング効果も期待出来ます。

まさにスーパー緑黄色野菜とも呼ぶべき「ニラ」には一体どんな栄養素がたくさん詰まっているのでしょうか?

また食べたあとに後悔するあのニオイの原因は?

また食べ過ぎてしまったら何か困る事があるのでしょうか?

「ニラ」に含まれる多くの栄養素とは?

ニラに含まれる栄養素
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昔から「ニラ」は栄養たっぷりの野菜とされていますが、実際にはどのような栄養成分が含まれていて、そしてそれらは身体にどんな効能があるのか見てみましょう。

「ニラ」の成分に見られる栄養素とは下記の通りです。

 

・βカロテン

・ビタミン各種(ビタミンC・E・K・B1・B2 など)

・カルシウム

・カリウム

・リン

・葉酸

・鉄分

・アリシン

 

などが含まれています。

・βカロテン

非常に抗酸化作用が強く、体内の活性酸素を抑制してくれるのでアンチエージング効果や免疫力を高める効能があります

抗酸化作用という言葉は最近非常によく耳にしますが、きちんと理解出来ていますか?

抗酸化とは文字通り「酸化に対抗する」という意味ですが、そもそも酸化って何でしょうか?

果物も日が経てば色が変わってしまいますよね。

これが酸化、いわゆる食品が劣化してしまうことです。

では人間の場合の酸化とは?何でしょう。

身体の劣化=老化」なのです。

この意味で「抗酸化」は「老化を抑える。老化を遅らせる」ということになります。

また毛髪や視力の健康を保つのにも非常に大切な栄養素です。

・各種ビタミン

人体がクルマとすれば各種ビタミンはエンジンオイルのような位置付けです。不足すると当然ながら満足な走りは期待できません。

ビタミンには水溶性(B1・B2・B6・B12・Cなど)と脂溶性(A・D・E・Kなど)があります。

文字通り水溶性は水に溶け、脂溶性は油に溶けるビタミンです。

食べ過ぎてビタミンが過剰摂取になっても、水溶性ビタミンなら尿として一緒に排出されるので通常、副作用はありませんが、脂溶性ビタミンの場合は食べ過ぎてビタミン摂取の過剰となった際にも尿としては排出されずに下痢や腹痛、嘔吐などの症状が出たりするので注意が必要です。

くれぐれも食べ過ぎにはご注意ください。

・ビタミンC

βカロテン同様にビタミンCにも抗酸化作用があります

免疫力をアップして風邪などを引きにくくしたり、ストレスへの抵抗力を強化します。

また、女性に嬉しい作用としてメラニン色素を分解するのでシミやソバカス予防、美白・美肌効果も期待出来ますね。

・ビタミンE

抗酸化作用が強いビタミンです。アンチエージングを果たしてくれて、体内で増え過ぎた活性酸素を除去してくれる成分です。

・ビタミンK

骨粗しょう症の治療薬としても利用されるほど、骨に含まれるタンパク質を活性化させて骨自体の形成を促進する効能があります。

・ビタミンB1

糖の代謝に絶対に欠かせないのがビタミンB1です。

この成分が不足すると食欲不振やだるさを感じたり疲れやすくなります。

・ビタミンB2

主として粘膜や皮膚の正常な状態を維持しサポートする役目があります

・カルシウム

骨や強い歯には欠かせない栄養素ですが、同時にイライラを鎮める効果もあります。

吸収をより良くする為には適度な運動が必要です。

・カリウム

余分なナトリウム(塩分)を体外へ排出してくれる働きがあります。

更に腎臓からの老廃物の排出を促進してくれます。

・リン

主に骨や歯を作る成分で、その意味ではカルシウムやマグネシウムと共通しています。

・葉酸

特に妊娠初期の女性には大事な栄養素で、赤血球を作り出して、細胞分裂が活発な胎児の正常な成長に非常に重要な役目を果たします

・鉄分

鉄分の約7割は赤血球のヘモグロビンの成分になり、残りは肝臓などに貯蔵されます。

このヘモグロビンは酸素を肺から体中の末端まで運搬するという非常に大切な任務を担っているのです。

・アリシン

「ニラ」のニオイの成分は「メチイン」と「アリシン」です。

「メチイン」は、胃がんなどの原因とされるヘリコバクター・ピロリ菌を抑制する効能があるとされており、一方キムチにも含まれる「アリシン」は殺菌効果が強く、またビタミンB1と結びついて疲労回復の効果があります

アリシンは加熱調理には弱いのが欠点ですが、油を使って料理すると分解されにくいので調理時には油炒めにすると良いと思います。

口臭のこともありますから、食べ過ぎ注意ですよ。

 

→ キムチの効果は美肌作り!キムチがお肌の最強の友である3つの理由

「ニラ」を食べると得られる効果・効能とは?

ニラには様々な栄養素が含まれていることをお伝えしたわけですが、それだけに嬉しい効果、効能も期待できます。

 

ニラを食べると得られる効果効能
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スタミナアップ効果

滋養強壮に有効とされるビタミンB1ですが、身体への吸収率が悪いという弱点があります。

でも「ニラ」の成分であるアリシンと一緒に摂取すれば吸収率がずっと良くなります。

血液サラサラ効果

抗酸化作用の働きで血管壁にコレステロールが蓄積する事を防いで、血流をサラサラにしてくれます

これによって恐ろしい脳梗塞や動脈硬化になるリスクが軽減されると言われています。

冷え性の改善効果

血液がサラサラになることで全身の血の巡りが良くなり冷え性の改善に繋がります

がん予防の効果

抗酸化作用の強いβカロテンやビタミンCの働きで免疫力が高まって、がん細胞の増殖を抑制します。

またメチインは胃がんの原因となるヘリコバクター・ピロリ菌の活動を強力に抑えますから結果的にがん発症のリスクを軽減してくれるのです。

「ニラ」を食べた後の口臭が困る

いくら栄養豊富で身体に良いと分かっていても、困ってしまうのが「ニラ」を食べ過ぎた後の強い口臭ですよね?

実際に「ニラ」の口臭はしつこく持続します。

「ニラ」を食べてから何と16時間も口臭が消えないとされているのです。

「ニラ」の口臭の原因はニンニクと同じ「アリシン」という硫化アリルの一種です。

この「アリシン」は体内で「アリルメチルスルフィド」という化合物になって例の口臭を引き起こすのです。

食べ過ぎは絶対に駄目ですよ!

口臭の原因物質という面では嫌われる「アリシン」ですが、一方で非常に優れた効能を持っています。

感染症(胃壁に寄生して悪さをするヘリコバクター・ピロリ菌による胃潰瘍や胃がん、風邪など)に対しての殺菌効果があり、更には疲労回復や血液をドロドロからサラサラにする効果も期待できるのです。

 

→ ソレダメ!ニンニクとニラの選び方、保存方法、切り方とニンニクの口臭を消す方法4/25テレビ東京

「ニラ」を食べ過ぎるとどうなるか?

ニラを食べたあとの口臭が困る
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栄養豊富で食物繊維を多く含む「ニラ」ですが、食物繊維には「水溶性食物繊維」と「不溶性食物繊維」の二種類あって、「ニラ」は「不溶性食物繊維」の方を多く含んでいます。

文字通り「水溶性食物繊維」は水に溶ける性質があって人体に有害な物質なども体外に排出してくれる作用があります。

更にコレステロール値を下げる効果も期待できます。

一方、「ニラ」に多く含まれる「不溶性食物繊維」は、腸内で水分を吸収して膨らむことで腸を刺激し、ぜん動運動を活発にして便秘を改善する効果が期待出来ます

しかし、その反面食べ過ぎてしまうと下痢を起こしやすくなったり、酸化アリル(アリシン)の刺激で胃痛になる場合がありますので食べ過ぎには充分に気を付けてくださいね。

ニラは栄養豊富のまとめ

「ニラ」は太古の昔、弥生時代に中国から渡来したと言われていますが、本格的に野菜として栽培され出したのは明治に入ってからのようです。

日本の古文書などにも「ニラ」が薬効に優れているとの記載があちらこちらに見られるようです。

これだけ栄養価が高くて年中容易に入手ができる「ニラ」を有益な食材として見直し最大限に活用すべきですよね。

「ニラ」は、たくさんの栄養素を非常にバランス良く含んでいる野菜です。

特にビタミンKやβカロテンに至っては、その含有量は数多くの野菜の中でもトップクラスに位置しています。

更にカルシウムやビタミンB群も多いのです。

口臭のこともありますから、もちろん食べ過ぎには要注意ですが、その豊富な栄養を充分に取り込むように致しましょう!

 

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